ライトショアジギングの修行

ライトショアジギングをマスターするためのあれこれ

黒豹ジャークは悔しいけど良く釣れる【テクニック8手目】

黒豹ジャークって知ってますか? 釣り具メーカーのジャクソンさんのプロスタッフで、「駿河の黒豹」の異名をとる井熊亮さんが提唱しているジャークのメソッドです。 参考URL https://www.lurenewsr.com/56962/ 要するに、ワンピッチジャークを3回繰り返し、…

横泳ぎと立ち泳ぎは覚えておいた方が良いと思う【危機管理4手目】

ライフジャケット無しで落水した場合を考えた時、助かる確率を高める為には長く浮いていられる事が重要です。 その為には、楽に浮かぶ(泳ぐ)事が出来て、且つ気道を確保できる泳ぎ方が望ましいと考えます。 どれだけ水泳が達者でも潮流に逆らい続ける事は…

必殺!ロングスライドジャーク【テクニック7手目】

管理人が良く使う技にロングスライドジャークがあります。 縦のロングジャーク(大きくシャクるやつ)をロッドを寝かせて行うイメージ。 使いどころは、ズバリ「リアクションで喰わせたい時」です。 例えばこんな時に使います。 ・普通のワンピッチの誘いに…

中層から上の魚はやる気ある事が多い【海と魚5手目】

朝マズメ一発目は表層狙い。 鉄板な狙い方です。 植物プランクトンが光合成の為に浮上し、それを食べに動物プランクトンが集まり、それを食べにベイトが集まり、フィッシュイーターが集まる、と。 管理人も朝マズメは表層から狙います。 一方で日中はどうで…

ジグが流されるな~と思ったら迷わずジグを重くする【ルアー5手目】

水深が15mを超えるようなドン深ポイントや岬の先端の地磯などでは、時に思いがけず潮が速く流れる事があります。 いつもはカウント15秒で着底するポイントなのに25秒まっても着底しないとか、ズズっとジグが流されている感触が延々と続くとか。 こういう時に…

ペンペン釣れたらマヒマヒフライ【いただきます編4手目】

7月に入ると関東地方でもペンペン(シイラの子供)が釣れはじめます。 可食部が少ない魚ですが、ハワイ名物の「マヒマヒフライ」で美味しく食べる事ができます。 作り方 ①三枚におろす ※表皮に毒がある事がある為、刺身にする場合は皮が当たったまな板と分け…

魚は色が見えるらしい【海と魚4手目】

一部の方は青物は「色盲だ」とおっしゃっていますが、近頃の研究によればどうもほとんど全ての魚が色を識別できるそうです。 以下の本に詳細が記載してありますが、ざっくりと言うと ・かつて、魚が色盲と言われていた頃の調査では、調べた視細胞に問題があ…

ロッドは傘を差すように持つ【テクニック6手目】

傘を差すという動作は誰でも出来ますが、実は非常に高度な仕事をしています。 無風の状態で傘をガチガチに握りしめて差している人はいません。 みんな自然と必要最小限の力で傘を軽く持っています。 そこに風が吹くとどうでしょう。 まず傘自体が風圧を受け…

リーダーは16lb~25lb程度が使いやすい【タックル/アイテム4手目】

リーダーについて。 管理人はライトショアジギ中心の事もあり16lb(4号)~25lbをメインで使っています。 最も使用頻度が多いのが20lbくらいのフロロカーボン。 魚が小さい時期は16lbを使用するが、タチウオも出ている時期であれば20lbを使用。 タチウオを狙…

シルエットのサイズにこだわる【ルアー4手目】

ジグのカラーには様々なバリエーションがありますが、それ以上に釣果に影響を与えるのは「シルエットのサイズ」だと管理人は考えています。 現在は本当に沢山のジグが売っているので、例えば同じ30gでもシルエットの大きいものから小さいものまで様々です。 …

嫌だと思ったら撤退する【危機管理3手目】

素潜りで一番大事な事は、海で死なない事。 その為のコツは、潜っていて 「なんか嫌だな、怖いな、危ないかな」と思ったらすぐに浮上する事、安全圏に退避する事です。 「このくらい大丈夫だろう」と考えてリスクを冒すタイプは、海と付き合うのに向きません…

失敗が減るナブラ打ちの方法【テクニック5手目】

ナブラ打ち。 ショアジギ業界で最もチャンスタイムと呼ばれています。 青物がベイトに興奮して半狂乱状態になっているので、目の前にジグを通してやれば楽勝に釣れる瞬間、らしい。 恥ずかしながら管理人はショアジギを始めて3年目くらいまで、ナブラ打ちが…

ベイトを探す【海と魚3手目】

釣りをしながらベイトを探す方法。 鳥山やナブラは誰でも分かる現象ですが、海を良く見ていると色々とヒントが落ちています。 ①海面のサワサワ感 沖の海面がある一定の範囲だけサワサワとざわついている事があります。少し海面が盛り上がって見えたりもする…

針を研ぐ事の是非【ルアー3手目】

古代の釣り針は高級品だったと推定されます。 鹿の角や動物の骨を削り出し、ノウハウを詰め込んだ形に磨き上げる。 海幸彦と山幸彦の神話も、釣り針の紛失が発端となっています。 そんな釣り針を、やれ 科学研磨された釣り針は研げない 新品当初の鋭さは研い…

ほとんどの場合、ラインは1.0号~1.5号で事足りる【タックル/アイテム3手目】

初心者の頃の失敗に、PEの2号を使用していた事があります。 60g以上のルアーを投げる、所謂ショアジギングであれば2号でも問題ありませんが、30g~40gを中心にしたライトショアジギングでは2号は太すぎます。 新品タックルを持って意気揚々と浜に向かったが…

落水したらどうするかを考える癖をつける【危機管理2手目】

初めて行く釣り場。 到着したら、 「落ちたらどうするか」 を考える癖をつけましょう。 ライジャケはあった方が良いですが、ライジャケつけるから何でも安心という訳ではないし、人が多い堤防だからと言って助かるとも限りません。 (休日はアングラーでひし…

ロッドは止める?送り込む?【テクニック4手目】

ジャークでロッドをしゃくり上げた際に、ロッドは止めるべきか、送り込むべきか? しゃくり上げてビシッとティップがまっすぐになるまでロッドを保持すれば、ジグにロッドの力を余すことなく伝える事ができ、水中のジグは大きくスライドするような動きをしま…

りゅうきゅうユッケは禁断の味【いただきます編3手目】

りゅうきゅうって知ってますか? 大分県の郷土料理で、魚の端肉(刺身の切れ端)を 醤油2:みりん1のタレに3分~10分漬け込んだもの。 ※おつまみレベルなら3分、ご飯に乗っけて食いたいなら長めに漬ける。 所定時間漬けたら、タレから出してゴマ、ネギ、海苔…

活性が高かろうが何だろうが、魚はすぐにスレるもの【海と魚2手目】

1年の中でいくらかは、どんなルアーでも投げれば入れパク、なんて日があります。 こういう日を自分の価値観の基準に持ってくるのはあまり賢くありません。 魚は人が思っている以上にルアーを見切るし、どんどんスレていくと思って間違いはありません。 特に…

リールはライトショアジギならやっぱりハイギアを【タックル/アイテム2手目】

ライトショアジギングに使うべきリールは?? よく言われているのは ①ダイワなら3000~3500番、シマノなら4000番程度 ②ハイギアのリール ③リールに負担が掛かる釣りなので、安物は好ましくない あたりかと。 これは正しいと管理人は考えます。 異論として挙…

フロントバランスは馬鹿にならない【ルアー2手目】

釣り場で回りを見ていると、昨今は皆さんセンターバランスのジグを良く使っていますね。 何年か前まではリアバランス(後方重心)を使う人も多かったイメージですが、近年は幅が広い(ヒラ打ちする)リアバランスのルアーも増えており、昔ながらのリアバラン…

サーフと磯では3倍の波に備えよ【危機管理1手目】

足場の高い堤防はともかく、サーフや磯では突如として大きな波が押し寄せる事があります。 一発大波(いっぱつおおなみ)と呼ばれますが、これはたまたま波の周期が重なったり、遠くを通った大型船の引き波が陸に届いたりして発生します。 大体、1000回に1回…

潮汐表の潮止まりに騙されるな【海と魚1手目】

潮止まり。 潮汐の中で上げ潮と下げ潮の切り替わり期間。 満潮、又は干潮を起点に前後30分~1時間程度と言われています。 潮止まりの時は魚の摂食行動が落ちる為、釣れにくくなる。 よくご存じかと思います。 ショアジギの有名サーフ等では、潮止まりの時間…

ワンピッチジャークは2種類を使い分ける【テクニック3手目】

ワンピッチ・ワンジャーク。 リール1回転+シャクリ1回。 ショアジギの基本テクですが、管理人は2種類のワンピッチを使い分けてます。 2種類とは簡単に言うと ①ロッドをしゃくり上げた時にリールのハンドルが下に来るジャーク ②ロッドをしゃくり上げた時に…

ただ巻きをなめてはいけない【テクニック2手目】

ショアジギと言えばシャクってなんぼですが 実はただ巻きも良く釣れます。 コツはとにかく早く巻く事、につきます。 ロッドがブレて動いてしまっても良い。 (これをジャカジャカ巻きと呼ぶ人もいます) 青物の中で一番泳ぐのが遅い魚はサバで、その速度は実…

意識はいつもジグと共に【テクニック1手目】

例えば、車を運転する時。 人間の脳は大したもので、車も自分の体の一部と捉えているそうです。 プロの音楽家の脳も、楽器を体の一部として捉え演奏しているとか。 常に数十メートル先のジグに意識を置くことで、こういうレベルまで到達できるのではないかと…

ワカシはフライが美味い【いただきます編2手目】

ワカシって淡泊な味。 脂が足りない。ガリガリ君。 イナダに進化する1歩手前くらいのやつなら刺身でも美味しいですが それ以下のは旨味が少なく刺身向きではないですよね。 塩焼きも素朴な味で悪くないけど、おいしく食べるならやっぱりフライ。 色んな調理…

ロッドはどんなん使うべきか【タックル/アイテム1手目】

ライトショアジギングのロッド選択。 結論から言えば、 ・ライトショアジギ用の専用ロッド ・長さは10ft程度 ・ルアーウエイトはMAX50g~60g あたりを使っとけばあんまり間違いは無いです。 価格帯にして1万円~3万円くらいですかね。 シーバスロッドやエギ…

魚に成仏して頂く【いただきます編1手目】

もう亡くなりましたが、管理人の祖父は素潜り漁師でした。 祖父からは海の事や魚の事、沢山教えてもらいましたが その教えの1つに 「魚は美味い、美味いと食われないと成仏できない」 というのがあります。 その教えを今でも信奉しているので、管理人はキャ…

メタルジグは30gが通年通して使いやすい【ルアー1手目】

近頃はスーパーライトショアジギング(SLSJ)を各社押してますね。 一般的に、ルアーはシルエットが小さい方が食いも立ちやすいと考えて良いと思います。 勿論、逆もあるのですが・・・ ①ルアーが小さすぎて食ってこない ②ルアーがでかすぎて食ってこない は…