コノシロの刺身【いただきます9手目】
ライトショアジギの外道の1つ、コノシロ。
小さいジグを使っているとアタックしてくる事もあるし、群れの密度が濃い魚なのでリアフックにスレ掛かりすることも。
コノシロはご存じ、寿司ネタのコハダが成魚になったものですが、コハダが高値で取引されるのに対し、コノシロになると市場価値がほとんど無くなってしまう魚。
・独特の匂いがあるから
・小骨が多いから
が原因と言われています。
匂い消しと骨を柔らかくする為にコハダも酢締めで食べますね。
コノシロも同じく酢を使ったレシピが一般的ですが、酢締めなんかは大量に食べるのがキツイし、作るのに時間もかかる。
実は骨切りをすればコノシロも刺身で美味しく頂く事ができます。
三枚に下ろしたら、2mmくらいずつ骨切りをするのがコツ。
少し舌に骨が当たる感触はしますが、問題なく食べる事が出来ます。
独特の匂いはありますが、気にならない人はそのままでもOK。
気になる場合は水と酢を1:1で混ぜたものにサッと通して、キッチンペーパーで良く吹くと匂いも抑える事ができます。
旨味もあって美味しい魚ですが、冬のコノシロは特に油が乗っていて美味しいです。
当地では、冬に投げサビキでコノシロを狙うのが風物詩となっています。
コノシロだからとリリースせず、是非食べてみてください。
コノシロの捌き方 ⇒参考webへ
腹部の扱いが少し特殊。それ以外は普通の魚を卸すのと変わりません。