ワンピッチジャークは2種類を使い分ける【テクニック3手目】
ワンピッチ・ワンジャーク。
リール1回転+シャクリ1回。
ショアジギの基本テクですが、管理人は2種類のワンピッチを使い分けてます。
2種類とは簡単に言うと
①ロッドをしゃくり上げた時にリールのハンドルが下に来るジャーク
②ロッドをしゃくり上げた時にリールのハンドルが上に来るジャーク
の二種類です。
①ロッドをしゃくり上げた時にリールのハンドルが下に来るジャーク
(ロッドは上、リールは下。タックルは撮影用にテキトーに合わせてるので参考外)
ワンピッチ・ワンジャークを「自転車を漕ぐように」と言う人がいますが、その動きがまさにこれです。
このジャークのメリットは、操作性が良い為、誰でも簡単に早いアクションが行える事です。
その反面、シャクリ幅に変化をつけづらいというデメリットがあります。
このジャークのやり方だとシャクリ幅はリールの巻き取り長さとロッドの長さでほぼ決まってしまうから、です。
(よく分からなければ、試しにこの方法で時計の9時⇒12時くらいの大き目のジャークをやってみてください。やり辛いはずです。極端に小さいジャークも同様)
②ロッドをしゃくり上げた時にリールのハンドルが上に来るジャーク
そこで、ジグの動きに変化を与えたい時、意図的に糸ふけを出したりする時、大き目のアクションを使いたい時等に②のジャークを使います。
このジャークならシャクリ幅をある程度自分でコントロールする事ができます。
糸ふけの出具合等でジグにかかるテンションをコントロールする事が出来るので、例えばジグにヒラを打たせたり、フォールさせたり、均等な幅でダートをさせたり、
よりマニュアルチックな操作が出来るようになる訳ですね。
初めてやってみると難しく感じると思いますが、コツは
「ロッドとハンドルを完全に同期させようと思わずに、ロッドの動きを
リールのハンドルで追いかける事」です。
※↑の写真でもロッドの上昇に対し、リールの巻き上げがやや遅れて追従しているのが分かりますかね??
管理人の釣り方は
①+②の組み合わせ(①ハイピッチで追わせて、②でテンポをやや落として食わせる)
②単体
のパターンが多いですが、夏の高活性のシイラ等には①のみのパターンが効くこともあります。
どちらも使えるようにしておいて、現場で色々と試行錯誤しながら釣りあげられるようになりたいですね。