ライトショアジギングの修行

ライトショアジギングをマスターするためのあれこれ

落水したらどうするかを考える癖をつける【危機管理2手目】

初めて行く釣り場。

 

到着したら、

「落ちたらどうするか」

を考える癖をつけましょう。

 

ライジャケはあった方が良いですが、ライジャケつけるから何でも安心という訳ではないし、人が多い堤防だからと言って助かるとも限りません。

(休日はアングラーでひしめき合う人気堤防でも人はたくさん死んでます)

 

落ちる前、落下中に怪我を負っている可能性もあります。

 

・落ちたら這い上がれそうな場所はあるか?

・潮はどっちに流れているか?

 

海は楽しい遊び場でもありますが、同時に地獄でもあります。

 

万が一、ライジャケ無しで落水したら・・・

 

①すぐに這い上がれる場合、救助が期待できる場合を除き、むやみに大声を出さない

 

肺に空気が沢山入っていれば、人は浮きます。叫んで息を吐き切れば沈みます。ちょうど沈んだタイミングで波を被ったりしてパニックになると、人は簡単に溺れます。

 

②近くに人が見えない時は、とにかく長く海に浮く事を考える。泳いだりして余計な体力を使わない。どんなに泳ぎが上手い人でも、潮流には勝てません。海に浮かんだまま救助を待つのがベター。ペットボトルやクーラー等、浮力があるものが近くにあれば捕まって体力を消耗しないようにする。

 

③遠くの船や陸地に救助を求める時は、水面に浮かんだ状態で両手を大きく振る。

万国共通の救助を求めるシグナルになります。

 

④衣服は着たままの方が体温保持には役立つ

ウエットスーツでは無いので気休め程度ですが、着衣はそのままの方が体温が保持できるとされています。風が吹くと素肌で肌寒さを感じるように、水流が体に直に当たれば体温を奪われます。

水は空気の25倍のスピードで体温を奪う為、少しでも体温を逃がさないようにすることが重要。

 

近頃は猫も杓子もライジャケ、ライジャケとうるさく言いますが、まずは落水しない事、落水したらどうするかを考えておく事が先決です。

(ライジャケしないで落ちたらどうするんだって話)

 

とはいえ、安全も考慮しライジャケはあるに越したことはありません。

子供用も

 

浮力のあるフィッシングベストも便利です。

桜マーク(船釣りで使うための認証みたいなもん)が無いから云々という人もいますが、無いよりはるかにマシ。

f:id:Umigame:20200702222530j:plain