必殺!ロングスライドジャーク【テクニック7手目】
管理人が良く使う技にロングスライドジャークがあります。
縦のロングジャーク(大きくシャクるやつ)をロッドを寝かせて行うイメージ。
使いどころは、ズバリ「リアクションで喰わせたい時」です。
例えばこんな時に使います。
・普通のワンピッチの誘いに変化をつけたい
・魚の活性が低いのでリアクションで喰わせたい
・マイクロベイトについた魚になんとか食べて頂きたい(これは結構難しいが)
使うジグはヒラ打ちしやすいセンターバランスのものがメイン。
やり方(コツは赤字にしてます)
①キャストし任意の層までジグをフォールさせる。
②足を肩幅より少し広めに開き、海に向かって正対して立つ。
③ロッドを横に構え、ロッドティップを海側に送って意図的に糸フケを発生させる。
この時、脇は締めておく。そして、ロッドは傘を持つくらいの力で握っておく。
※脇が甘いと腰の力がロッドに伝わりにくくなる
※ロッドを握りこみすぎるとキレのあるジャークがしにくい
④腰をひねりながら体全体でロッドを横方向にしゃくる。腰の回転を先行させるイメージ。
臍の向きがジャーク前の海に正対(90°)から45°くらいになるまで腰をひねる。
リーリングは通常のワンピッチジャークと同様に1回転。
⑤テンションが掛かって曲がりこんだロッドティップが伸び切るまでしゃくった位置でロッドは保持する。(ここが喰わせの間になる)
ロッドが伸び切った瞬間に再びロッドを海側に送り込み③に戻る。
原理としてはエギングのスラックジャークと同じです。
糸フケが出て、ジグがフリーになっている状態で、腰の回転を活かしたMAXパワーを一瞬でジグに伝え、カッ飛ばすイメージ。
ジグの動きとしてはギラン!ギラン!とヒラを打ちながら緩急つけてダートが連続する動きになります。
ジャークのテンポは一定のテンポから始め、それで喰ってこなければ他のパターンと組み合わせて使います。
良く釣れるジャークですので、よくよく工夫頂ければと思います。