転ばぬ先の保証書【タックル/アイテム8手目】
ちょっと良いロッドを買うとついてくる「保証書」のハナシ。
まじまじと読んだ事がある人も少ないかもしれませんが、結構、大事な事が書かれているので大切に保管する事をおススメします。
管理人も自分が保証書のお世話になるとは思っていませんでした。
昨日までは・・・
素潜りするポイントで、いつもアオリイカが群れている岩場があるんです。
陸から見ると浅瀬が続くように見えるので釣りに向かなそうなんですが、実は少し沖は深くなっており、いつ行ってもアオリがフラフラしている。
そんなポイント。正に穴場です。
今年は水温が高いからか、8月中旬からアオリもそこそこのサイズの奴が混じってきているので一丁エギングしてみっか、とエギングタックルを持って行きました。
ロッドはこれ。
めちゃくちゃ軽い。9ftあるけどシャクっても疲れない。
ガイドが小さいので飛距離はSLSロッドやLSJロッドより落ちるが、ハリが有る為、ジグを弾きやすく、20g以下のジグで遊ぶのにも使えます。
釣り場に到着すると同時に、後続の車が1台入ってきました。
ヤバい!あのポイントを撃つにはあそこに釣り座を構えなきゃいけない!!
そう焦っていたので、確認もそこそこにタックルを車から出しドアを閉めたら。。。
ロッドティップをドアに挟むという大ポカをやらかしました。
ティップはポッキリ逝っています。
私の心も逝きそうでしたが、釣りをする気にもなれずそのまま帰宅。
そこで保証書を引っ張り出す段となった訳です。
保証書とは
・ロッドの破損を保証期間(大抵購入から1年)に免責額のみで修理しまっせ!
というシステム。
・あまりにもアホすぎる使い方して壊したら保証外とか、制約有り
・何もしてないのに折れたとか、通常の初期不良の場合はカスタマーセンターに連絡すべし⇒保証じゃないよ
注意点
・保証書があっても、販売店が記載する販売店欄と保証期間が未記入だと保証が受けれない。購入時は必ず確認し、記載がなければ販売店に記載してもらいましょう。
特に、ネットショップで購入した場合は注意が必要らしい。
・破損したパーツが無いと保証が受けれない。ロッドの穂先を折った場合、折った穂先も無いと保証対象外となります。
・メーカーにより独自ルールがあるので確認しておく
シマノのロッドは2020年製造品より、保証書+破損現品に加え、購入時のレシートの提出も必要になったそうです。
購入時のレシートは捨てずに保証書と一緒に保管しておくのが吉。
※管理人も今回初めて知った。
壊れてがっくり、保証が受けれずがっくりのダブルパンチを食らわない為にも、購入時によく注意しましょう。
沼田純一プロのジャーク【テクニック12手目】
パームスのプロアングラー、沼田純一さん。
ロッドのポジションを高めに構える、独特のジャークをしますね。
なんでこの人こんなジャークをするんだろうと謎に思っていました。
が、取り合えず真似してみると、グリップエンドを脇に挟み込む一般的なジャークに比べて、フォールの感度が非常に良い。
また、腕もロッドの一部みたいに扱うのでシャクリのストローク調整がしやすく、大き目のワンピッチを連続して出したい時なんかに重宝するテクニック。
そんな事もあって、ジャークのバリエーションの1つとして使用してきましたが・・・
沼田純一さんがYOUTUBEで詳しく解説している動画が出ていました。
コツを要約すると、、、
①ショアスローからの派生のジャーク(だからフォールの感度が良いんですね)
②グリップエンドを腕にぴったりつける
③肘を前に出すようにしてロッドを跳ね上げる
④右手はロッドを握らない
【習得したきゃ】Palmsの沼田純一プロに、あの超絶ジャークを直伝して貰った。【Stay Home】
もう一つ、動画の中では詳しく解説はされていませんが、リーリングがロッドをシャクる動作よりもやや先行しているように見えます。
つまり、区分としては「巻きジャクリ」に近いのかと。
(ショアスローは巻きジャクリが基本ですしね)
動画を見て上手くできない方は、ロッドをシャクるよりもややリーリングを先行させるイメージでやってみると良いのではと思います。
ただし、このジャークはロッドを保持するポジションが一般的なジャークよりも高くなりますから、疲れます。
なので管理人はあくまでジャークのバリエーションの1つとして捉えています。
よろしければお試しください。
スナップとソリッドリング【ルアー10手目】
メタルジグとリーダーの接続について、一般的にはスナップではなくソリッドリングが推奨されていますね。
管理人は人にはソリッドリングを薦めますが、自身ではスナップを使う事も多いです。
(接続がめんどくさいから)
但し、安物スナップは使いません。
ソリッドリングのメリット
・スナップに比べ強度が高く、外れる心配が少ない
ソリッドリングのデメリット
・ルアープライヤーで取り外しをする必要がある為、交換に手間がかかる
スナップのメリット
・交換が楽
スナップのデメリット
・大型魚が掛かった時やジャークをした際にスナップが開く事がある。
・構造がリングより複雑な為、アシストフックに絡んだりする事がある。
スナップは大型魚に伸ばされて開くよりは、圧倒的にジャークをした際に開いてしまう事が多いです。
小型~中型青物しか狙わないからスナップで良いという理屈は成り立ちません。
スナップは「忘れた頃に外れます」。天災みたいなやつです。
もっとも、それなりのスナップを使っていれば余程、ジャンジャンしゃくらない限りはそうそう外れないもんですけど・・・
スナップが外れて、悔しい思いをしていくとより強固なスナップを求めるようになります。
強固なスナップは外れにくいですが、開くのが大変だったり指先が痛くなったりしてルアー交換に手間取るようになってきます。
そんなことを繰り返していると
「もうソリッドリング使えば良いんじゃね??」
という日が来る訳です。
そんな訳で、人にはソリッドリングを薦めます。
ちなみに、この手のスナップは嫌いです↓
良く開くイメージ
ダイワのこれは結構頑丈↓
これは頑丈だけど固くて指が痛くなる・・・↓
リアフックをつける時は、ジグがエビって(テーリング)くるくる回ると糸ヨレが出来て嫌なので、スイベルがついてるのを使うこともあります。
結構、スナップは開きやすいので、激しいジャークはしません。タチウオやサゴシ狙いで使用↓
でもやっぱり最後はソリッドリング
溶接リングとプレスの打ち抜きリングがありますが、強度差はそれほど気にしなくても良いと思います。
漁師と喧嘩するな【危機管理7手目】
釣りをしていると漁業者に注意を受ける事があります。
ここで釣りをするなとか、あっちに行けとか。
紳士的に話してくれる方もいますが、怒鳴りつけてくる漁師も中にはいます。
嫌がらせをしてくる漁師もいますね。
用も無いのに岸壁すれすれを船で通る漁師
釣りをしてると露骨にメンチを切ってくる漁師
漁具を壊されたとか、ロープに引っ掛かった釣り針で怪我したとか、伊勢海老密漁されたとか、相当の理由はあるものですが
根っこの感情は少し違います。
管理人の祖父は素潜り漁師でした。
本家は遠洋漁業の船主。本家筋で無い親戚は近海漁をしています。
要するに、漁師の一族の出身です。
だからこそ、分かること。
日本の漁師のほとんどは世襲制です。
先祖代々、漁師として海と共に生きてきた人々にとって、自分たちの村の前の海が「漁場」です。
漁師だからと言って、他の村の漁場で漁をする事は許されません。
(他の集落の海で密漁して逮捕される漁師もいます)
お百姓さんが田畑を先祖から受け継ぐように、漁師は漁場を受け継いでいます。
海はみんなのもの
という感覚は彼らには通用しません。彼らの感覚は
海は漁師のもの
なのです。
釣り人の事を自分たちの漁場に入ってきたヨソ者と思っています。
これに加えて釣り人が悪さをしたらもう大変です。
釣り人憎し、となり、我々釣り人にとって不幸な方向へ進んでいきます。
(みんながみんなそうだとは言いませんが、嫌がらせをしてくる漁師は大抵このパターン)
また、日本の法律は上記の漁師たちの文化を守るようにできていますから、どうやったって勝てっこないのです。
広く知られている通り、漁港は漁業施設であり、釣りは漁師に黙認されているだけ、という奴です。
管理人も経験ありますが、
長く釣りをしているとムカつく事もあります。
意地悪をされる事もあります。
理不尽な言いがかりもつけられます。
ただし、ここで漁師と喧嘩してはダメです。
(犯罪行為をされた場合は毅然として対応すべきですが)
へいへいスンマセンと謝って退却あるのみです。
もうここでは釣り禁止だと言われたら、我々釣り人の完敗だからです。
法律や条例を持ち出して戦っても、最後は我々が負けるのです。
逃げるが勝ち
三十六計逃げるに如かず、です。
釣り禁止の漁港が増えています。
ゴミ問題も勿論ですが、その他も含めた釣り人のマナーも問題ではと思います。
釣りという文化を後世に残していく為にも、平和的に釣りを楽しんでいきましょう。
シイラは向こう合わせ【海と魚7手目】
理由はなぜか分かりませんが、シイラは当たりの瞬間に合わせるとすっぽ抜ける事が多いです。
YOUTUBEでシイラの捕食動画も沢山見たのですが、原因は不明。
何となくですが、シイラは「吸い込む」よりも「咥える」ようなバイトをする事が多い印象なのでそれでなのかな・・・??
ショアジギでは当たりがあるとついつい電撃フッキングをしてしまいたくなりますが、シイラが相手の時は我慢。
当たった魚がシイラかどうか分からない、という事もありますがシイラが回遊している時は表層はシイラの支配下にある事が多いような気がします。
(逆にイナダ等を狙いたい時は表層よりも下のレンジを狙うようにする)
どうしても合わせを入れたい時はロッドを寝かして合わせるよりも立てて合わせた方がバラシは少なくなるイメージ。
表層狙いだとロッドを寝かして操作する事が多いので、当たりがあったら寝かしたまま合わせず立てた方が良い、という事。
バイトの瞬間にシイラだ!と確信出来たら、ジリジリとリールを巻きながらファイトを続けていれば獲る事が出来ます。
足元まで寄せてもばらしてしまう事も多いですが、これは合わせが決まっていなかったというよりも足元で反転された際に糸にタルみが生じてばれてしまう事が多いので、最後まで気を抜かずにラインテンションを張り続ける事が重要です。
バラシが多い時にお試しください。
↓シイラはマヒマヒフライで食べましょう。
ジャークのテンポの話【テクニック11手目】
ワンピッチジャークのテンポについて。
大事な事は「自分なりのニュートラル」を持つ事。
釣り場に行くと、周りをキョロキョロしながら、周りの人のテンポに合わせてジャークをしている人、結構います。
まぁ、釣れれば何でも正解なんですけど、周りのテンポに合わせていくだけでは無くて自分なりに
ニュートラル⇒早く⇒遅く
みたいなバリエーションを試してみる事が大事。
誰かのテンポを真似したところで、使っているロッドやジグも違う事が多いですからそっくり再現が出来ている訳ではありません。
傾向として、周りのテンポに釣られる人はジャークのテンポがどんどん速くなっていく事が多いです。
遅いと無意識に不安になってしまうんですね。
周りは参考程度にして、速め、チョッ速、スローみたいに、自分なりの意思を込めてジグを操作した方が釣果に結びつくし再現性も高いです。
管理人は「もしもし亀よ」のテンポを自分のニュートラルにしています。
(後は気分で森のくまさんとか、DA BUMPのU.S.A.とか)
ここからジグの種類やシャクッた時に手に伝わる感覚からジグの泳ぎ方をイメージして微調整をいれていく感じ。
今のジグはきちんと泳がせればちゃんと釣れるようになっています。
自分を信じて、シャクって頂ければと思います。
ワカシとショゴの「たたき」【いただきます8手目】
ワカシやショゴは、たたきにして美味しく食べる事ができます。
種類の違う魚を混ぜて作ると、それぞれの食感の違いが楽しめますよ。
材 料
ワカシ/ショゴ ・・・適量。三枚おろし後に、骨を抜き、皮を引いておく
ショウガ・・・・・・1/2欠け程度。
ネギ・・・・・・・・半分くらい
醤油・・・・・・・・小さじ1程度
ゴマ・・・・・・・・適量
作り方
①ワカシ/ショゴは1センチ幅程度に細切りにする
②①を包丁の背で叩く。潰れない程度に叩けばOK
③ショウガとネギはみじん切りにする
④まな板の上で②と③に醤油をかけ、手でもむように混ぜる
⑤器にとり、ゴマをまぶして完成。(お好みでゴマ油も美味しい)
刺身に飽きたらどうぞお試しください。