ライトショアジギングの修行

ライトショアジギングをマスターするためのあれこれ

カンパチ(ショゴ)にはあの手この手が有効【海と魚編6手目】

カンパチには早いアクションが有効と良く言われますが、一概にそうとも言えずゆっくりとしたロングジャークにヒットする事もあります。

 

管理人は素潜りもやりますが、カンパチは青物の中でも特に好奇心が旺盛と感じます。

 

銛で魚を突く、魚突き(スピアフィッシング)の世界では、「カンパチのカタカタ寄せ」という技術があります。

 

海底まで潜って底に隠れたら、手に持った銛を小刻みに揺らしカタカタを金属音を立てると興味を持ったカンパチが近づいてくるので、そこを仕留める技術です。

 

また、スキューバダイビングをやる人に聞くと、カンパチはダイバーが呼吸時に出す泡に興味を示し遠くからすっ飛んでくるそうです。

 

幼魚のショゴは特に好奇心が強いというか怖いもの知らずというか、管理人が潜っていると後を付け回してきたり、(真鯛の幼魚もそうですね)

足がつくような浅場でキビナゴをバクバク食べている事もあります。

 

カンパチが根周りにつくことは良く知られていますし、捌いてみるとネンブツダイなんかを食べている事もあったりするので、管理人はカンパチは他の青物に比べ捕食対象の幅が広いのではないかと考えています。

 

他の青物がイワシ、シラス、キビナゴ、コノシロなんかの回遊魚をメインに食べているのに対し、カンパチは根回りに元々居つくような魚も食べているのでは?という事です。

 

チヌなんかもそうですが、雑食性の強い魚は知能が高く好奇心旺盛と思っています。

そして個体ごとの性格の差も激しい。

 

なのでカンパチを釣る時には早巻きが有効、という固定観念にとらわれすぎずにあの手この手をどんどんと繰り出す事が釣果に繋がると感じています。

 

中々釣れない時にお試しいただければ幸いです。

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