【納涼】釣り場の怪談~K川の話~
今週のお題「怖い話」
ショアジギングと関係無い話ですが、夏の納涼ということで。。。
管理人の大学時代の部活の同級生にO君(仮名)と言う人がいました。
彼も釣りが好きだったので、管理人とは良く休日に釣りに行く仲でした。
そんでもってO君は、所謂「霊媒体質」という奴らしく、定期的に大学を休んではお祓いだの護摩焚きだのを受けていたようです。
この霊媒体質というのは本人の説明によると、
「自分では何も出来ないが、悪霊?が体に入って腹が痛くなったり諸々の不調が表れる」とのこと。
部活仲間の我々は半信半疑というか、ネタにしていじり倒すくらいの扱いをしていたのですが、そんなO君とK川という比較的大きな川へナマズ釣りに出掛けた時の事。
ご存じの通り、ナマズは夜行性なので夜釣りになります。
河原へ車を止め、2人でランガンしながら土手を歩いていると・・・
ズルッ ズルッと音がします。
少し離れた所でO君が足を滑らせているのです。
挙句の果てに、土手から滑り落ちて片足を川に突っ込んだりしています。
1回2回なら「危ないなぁ・・・」で済みますが、5回 6回とそんな事が続くのです。
※管理人は全く滑ったりはしません。
危ないし、魚は逃げるし、いったい何をやってんだと憤り、彼の所まで行くと
O君「川から引っ張られてるかも・・・」
日頃はさんざんネタにしていても、深夜の川でそんな事言われたらノックアウトです。
釣りはそこそこで切り上げてさっさと撤退。
後日、この話を大学の部活御用達だった居酒屋で話していると、カウンターで話を聞いていたマスターから、我々が釣りに行ったあたりで過去に水難事故が起きていた事を聞きました。
因果関係は、、、分かりません。
すっきりしない終わり方ですが、10年以上昔にあった本当の話。