ナイフの話【タックル/アイテム7手目】
管理人は子供の頃から山と海で育ったので、ナイフは大事な遊び道具でした。
山に入れば枝を払い、竹を削って槍にしたり、木を削り出して弓を作ったり・・・
海に潜れば貝を取ったり、銛で突いた魚を〆たり・・・
勿論、釣りでも多用してきました。
子供に刃物を与えない親が増えているそうですし、様々の凶悪犯罪の度に規制も強化されナイフ1本持ち歩くのにも気を使わなければならない時代。
世知辛いですが安全に有効にこれからも付き合っていきたいですね。
1.理由なく刃物を携帯するのはNG
銃刀法に抵触しなくても、理由なく刃物(カッターとか)を持ち歩くのはダメです。
軽犯罪法に引っ掛かります。
釣り人的に言うと、釣り使っているナイフを車に積みっぱなしにしてた等も含まれます。
護身用にしようなんてアホなことは考えてはいけませんよ。
2.銃刀法に抵触する刃物はNG
銃刀法も凶悪犯罪等により変わっていきます。
例えば、2008年の秋葉原通り魔事件によって、ダガーナイフ(両刃)の所持が禁止になりました。
古いダイビングナイフや山刀等をお持ちの方は銃刀法に抵触する可能性があるので注意が必要です。
3.切れないナイフは自分をぶった切る事になる
切れないナイフは非常に危険です。ナイフの操作ミスによる事故は、中々切れなくて無理に力を込めた瞬間にズバッと自分の身まで切ってしまう事がほとんどなのです。
・ナイフは研げる素材のものを買う事
・砥石も買い、切れ味を保つ事
包丁と違い、多少は無理な使い方をする可能性があるのが釣りを含めたアウトドアのナイフです。
刃先が欠ける等も起こりやすいので、シャープナーではなく砥石を買うのがおすすめです。
4.波刃がついているものが使いやすい
魚の種類によっては、体表が硬くナイフの刃の部分では刃が立たない事があります。
(逆に粘液で滑る魚も刃の部分では切り辛い)
また、海底から釣りあげてしまった廃ロープなんかを切る時も波刃でないと刃が立ちません。
その為、波刃のついたナイフをおススメします。
※当然ですが漁船のロープや網を切るのは論外ですよ。やってはいけません。
波刃の部分は100均の細いダイヤモンドシャープナーなんかがあれば研ぐ事ができます。